他楽器の曲を演奏する

Publié par 田中啓貴 le

サックス吹きの宿命として、サックスが誕生する以前に活躍していた作曲家達の作品にサックスの為のものはありません。
なので、サックス吹きは他楽器の曲に対して強いあこがれを持っている人が多いんじゃないでしょうか?
当ショップで販売しているものは基本的にアレンジ作品で、サックス以外の楽器の為に書かれた作品たちです。是非サックスで演奏したいと思う曲をご用意しているわけですが、やはり、いい曲でサックスで演奏したい!と思っても、サックスだと原曲の良さを損ねてしまうものもあるんです。。。
原曲とは違った魅力を見つけられるのがアレンジ作品の魅力なので、アレンジすることで魅力を消してしまう曲は残念ながら、サックスで演奏することを断念しています。。。 さて、他楽器の為の作品を演奏するときは2つのことを考える必要があるんじゃないかなと。
1つは原曲のように、できる限り原曲を再現すること。
もう1つは、サックスの作品として演奏すること。
要するに、曲をしっかりと勉強して、そのうえで自分の言葉(サックスの演奏)にしましょう!ということですね!
今回はこの辺にしておきましょうか! ここで新譜紹介!!!
今回はホルンの作品をテナーサックスで演奏しましょう!
フランツ・シュトラウスの「夜想曲 作品7」です!
ホルンの為に書かれた作品で、非常にロマンティックな名曲です。 ホルンでの演奏は非常に朗々と歌われるのですが、テナーサックスで演奏するとしたら、あなたはどうアプローチしますか?