バリトンサックスでソロ!

Posted by 田中啓貴 on

今回はバリトンサックスのソロの為のアレンジをご用意しました!
R.グリエール作曲「2つの小品 作品9」です!
グリエールはスクリャービンやラフマニノフといった作曲家達と同年代であり、民族的な要素や、和声の使い方に特徴を感じる作曲家ですね。
残念ながらグリエールはサックスの為に作品を残していないのですが、サックス界隈だと、アメリカの作曲家D.D.キャンフィールドが「アフターグリエール(Concerto after Gliere)」という協奏曲を書いており、それが流行ったので、知っている方も多いのではないでしょうか?
(YouTubeに演奏動画があったはずなので、気になった方はぜひ探してみてくださいね)

さて、今回の「2つの小品 作品9」はコントラバスの為の作品で、先ほど書いた「アフターグリエール」にて借用されております。
間奏曲とタランテラの2曲からなっており、間奏曲は民謡的な旋律を朗々と歌い上げ、タランテラは非常に速い6/8拍子の舞曲で、超絶技巧といってもいい作品です。

アルトサックスでの演奏もGOOD!なのですが、ここは是非バリトンサックスで演奏していただきたい作品です!この曲も伴奏音源をセットにしておりますので、是非チャレンジしてみてください♪